当院の病棟について
当院は4つの機能を持つ病棟を有しており、高齢者医療を幅広く提供しています。
1病棟 障がい者病棟(33床)
入院対象となる患者さま
身体障害者手帳の肢体不自由で1.2級をお持ちの方、脊椎損傷等の重度障害の方、重度意識障害のある方、神経難病の方 など
2病棟 回復期リハビリテーション病棟(38床)
入院対象となる患者さま
①脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、等(入院期間は150日以内です)
②大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の骨折の発症又は手術後の状態(入院期間は90日以内です)
③外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態(入院期間は90日以内です)
④大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋又は人体損傷後の状態(入院期間は60日以内です)
3・4病棟 医療療養型病棟(120床)
入院対象となる患者さま
当院の療養病棟では厚生労働省が定めた、下記における病名・状態の方が入院対象となります。
医療区分 | |
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医療区分3 | 【疾患・状態】 ・スモン ・医師及び看護師により、常時監視・管理を実施している状態 【医療処置】 ・24時間持続点滴 ・中心静脈注射 ・人工呼吸器使用 ・ドレーン法 ・胸腔洗浄 ・発熱を伴う場合の気管切開、気管内挿管 ・感染隔離室における管理 ・酸素療法(酸素を必要とする状態かを毎月確認) |
医療区分2 | 【疾患・状態】 ・筋ジストロフィー ・多発性硬化症 ・筋委縮性側索硬化症 ・パーキンソン病関連疾患 ・その他の難病(スモンを除く) ・脊髄損傷(頚髄損傷) ・慢性閉塞性肺疾患(COPD) ・疼痛コントロールが必要な悪性腫瘍 ・肺炎 ・尿路感染症 ・リハビリテーションが必要な疾患が発症してから30日以内 ・脱水かつ発熱を伴う状態 ・体内出血 ・頻回の嘔吐かつ発熱を伴う状態 ・褥瘡 ・末梢循環障害による下肢末端開放創 ・せん妄 ・うつ状態 ・暴行が毎日みられる状態(原因・治療方針を含め検討) 【医療処置】 ・透析 ・発熱又は嘔吐を伴う場合の結腸栄養 ・喀痰吸引(1日8回以上) ・気管切開・気管内挿管のケア ・頻回の血糖検査 ・創傷(皮膚潰瘍・手術創・創傷処置) |
医療区分1 | 医療区分2・3に該当しない方 |
※医療区分1に該当する方でもお気軽にご相談ください。
5病棟 認知症治療病棟(60床)
入院対象となる患者さま
短期集中的に精神的な治療と手厚い看護・介護を行うための病棟となっております。
認知症と診断されている、もしくは診断はされていないが明らかに認知症が疑われる状況にある方となります。