当院のリハビリテーション科では、OJT(On the Job Trainig)による新入職員教育を実施しています。OJTとは先輩が後輩に対して、実際の仕事を通じて指導し、知識・技術などを身につけてもらう教育方法です。1年間アドバイザーとして先輩が1人付いてサポートを致します。また、PT・OTは人数が多いため、様々な経験年数を合わせた6人前後のクラスターを組んで、アドバイザーだけではなく、チーム全体での関りもあります。
新人指導での特徴
- クラスターでの指導:主に回復期の患者様の介入方法や退院支援などについて話し合う
- アドバイザー制(1対1):患者様のことだけではなく、電子カルテの操作や書類・病棟業務など教わる
- 定期面談(週1回):進捗状況の確認をして、アドバイザーとの考えを擦り合わせる
- 新人研修:接遇や感染対策、倫理など働くにあたって基本的な知識を学ぶ
- 実技練習:触り方や動き方など技術の向上を図る
- 症例発表:発表を通して様々な視点から物事を捉えられるようになる
新入職員の年間スケジュール
科内勉強会
- 各職種勉強会(実技練習、症例発表など)
- 定期勉強会(家屋調査、FIMなど)
- スキルアップのために興味のある勉強会(呼吸療法認定士試験向けなど)
キャリアラダー
・主に1~7年目のスタッフを対象にキャリアラダーを用いる。
・それぞれの経験年数に合わせた到達目標を設定することで、自身の課題が明確となり、やりがいを持って経験を積むことができる。
TMGリハビリテーション部の研修会
・新人教育プログラム(1~3年目対象)
内容:TMGリハビリテーションスタッフに望まれる心構えと臨床の基礎を学びます。
→各年次 2~3回/年
(例)1年次:検査データ・画像の見方
2年次:セラピストのキャリア形成
3年次:コミュニケーション障害と対応の工夫/摂食嚥下
職種別部会の研修会
内容:職種ごとに、時流に合わせた専門的なトピックを学びます。
→PT・OT・ST各職種 2回/年
・地域別の研修会
内容:TMGリハビリテーション部の地域ごとの特性に合わせた内容を学びます。
→各地域 2回/年
~当院リハビリテーション科の教育の特徴~
院内研修会や科内勉強会が豊富にあり、新人から充実した教育体制を整えています。また、TMGグループ内での研修会もあることで学ぶ機会が多く、安心して研鑽を積むことができます。スタッフ同士で協力し合い、技術の更なる向上を目指しています。
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